【エリザベス女王杯2025】全頭評価や過去傾向、当日の天気＆馬場傾向などを徹底予想！！

こんにちは、牧場長のおのはです。

私は保育園の頃からおじいちゃんに連れられて東京競馬場に通い詰め、22歳になった今では”競馬”が日常に欠かせなくなってしまいました！これがKEIBAの英才教育です笑

競馬予想をするときに、ただ闇雲に・適当に考えるだけではなかなか勝利にたどり着けません。

とはいえ、じゃあ何を参考にして予想すればいいのかは人それぞれだし分かりにくいですよね。データ・戦績・枠順・競馬YouTuber・AI などといった様々なものが予想材料としてあります。

そこで今回は、おのは流【馬場・展開・血統】での視点で見たG1エリザベス女王杯の全頭評価をしていきたいと思います。

下記に当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の内容を読み終えると、エリザベス女王杯の概要・出走馬各馬の特徴・直近の馬場傾向などがある程度理解できるようになります。

レースに向けて知識を深めていきましょう！

前回の結果（S→A→B評価での決着！）

先週の天皇賞秋は全頭評価でS評価をつけたマスカレードボールが見事勝利してくれました！

「イクイノックスに匹敵する」と少々大口を叩きましたが期待していた通りの素晴らしい走りでした。オッズも2.7倍とかなり美味しかったです。

これで3週連続でS評価が馬券内に来てくれました。連続記録を伸ばせるように頑張っていきたいです！

対抗にしていたシランケドは最終6番人気でクビ差の4着という結果でした。上がり3Fを31.7で走破する異次元の末脚を披露してくれましたが惜しくも届きませんでした💦

最後まで失速しなかった3着のジャスティンパレスを褒めたいです。最高のレースでした✨️

前回もしっかりと期待値を追うことができたと思います。

みなさんはどうでしたか？

それでは本題にいきたいと思います。

エリザベス女王杯の概要：このレースについて知ろう

まずはエリザベス女王杯の概要を理解していきましょう。

主に下記の4点をみていきます。

日時や開催競馬場（コース）について

エリザベス女王杯は、2025年11月16日（日）に京都芝2200mコースで行われるG1レースです。

トップクラスの牝馬たちが女王の座を目指して戦います‼️

コースの特徴について

京都芝2200mは下り坂からのロングスパート戦になりやすいため持続力が必要、スタミナも大切で長距離実績のある馬にも注目。

当日の天気や直近の馬場傾向について

当日の京都競馬場の天気を perplexity AI に聞いてみました。

11月16日（日）の京都競馬場の天気は、晴れの予報となっており、最高気温は20℃、最低気温は9℃です。降水確率はほぼ0〜10％で、雨の心配はほぼありません。

perplexity AIより引用

だそうです。当日までの天気も良さそうで、馬場状態は良馬場で行われるとおもいます。

そして直近の馬場傾向ですが、先週の京都競馬場は雨のなかでレースが行われ若干時計が掛かっていました。

内ラチを空けている場面も多く見られたため内の馬場が荒れている可能性があります。

レースの展開について

今年の出走メンバーを見てみると前走逃げた馬が2頭、今回が距離延長ローテになる馬もたくさんいるためペースはまずまず速くなりそう。

ただそれでも牝馬の2200mということを考えると、騎手心理的にはあまりペースは上げたくないためミドルペースと予想。武豊ジョッキーが逃げる可能性もあるため警戒が必要です。

全頭評価：各馬の特徴をおさえよう

ではこれから全頭評価をしていきたいと思います。

簡潔に文章にまとめていきます。ポイントは主に下記の3点です。

この3点に注目して書いていくのでぜひ読んでみてください！

全頭評価(SABC)

出走想定馬をあいうえお順で簡潔に書いていきます。

アドマイヤマツリ（評価：C）

前走は直線での瞬発力勝負になったレースで逃げての敗戦。

中山コースで3勝クラス突破、福島コースでG3勝利と小回りコースでの良績が目立つため今回の京都コースは割引。

関東圏でのレースがほとんどで輸送の心配もあるため今回はC評価。

ヴェルミセル（評価：C+）

前走はG2で上がり最速を使っての3着。ただ血統、馬体重、稍重馬場、枠などがこの馬に向いての好走だった。

今回も前走と似たような条件になればワンチャンスあるためC+評価。

エリカエクスプレス（評価：B）

前走はGI 秋華賞で逃げての2着。

例年差し有利になるレースで3,4,5着馬は上がり3位以内を使って差してきた馬だった。着順通りに評価できる内容で元々持っていた能力の高さを再び示すことが出来た。

今回距離延長ローテになるが血統的にはプラス。ただ前走が武豊ジョッキーの完璧な逃げだったため継続騎乗になる今回はオッズ妙味がとれなさそうでB評価まで。

オーロラエックス（評価：A）

前走はオープン(L)を勝利。少頭数でスムーズな競馬だった。

京都成績【3-0-1-0】と好成績。安定して速い上がりが使えるし血統的にもこの距離はこなせそう。スムーズに加速しやすい外枠がほしいが現状はA評価。

カナテープ（評価：B）

前走はG2で3着。差し有利のレースで先行していたため着順通りに評価。

血統的に距離延長ローテはマイナスだったがG3からの格上挑戦はプラスだった

今回はG2からの格上挑戦となるためその点はプラスだが、さすがに2200mへの距離延長はマイナスのためB評価まで。

ケリフレッドアスク（評価：C）

前走はGI 秋華賞でスムーズに先行できずの敗戦。

今回も同型が多く展開向かなそうなためC評価。

ココナッツブラウン（評価：A）

前走はG2で2着。差し有利が向いた中での好走。2走前も内差し有利が完璧にハマっての好走。

2走続けて展開、脚質、血統のすべてが味方しておりオッズ妙味がとりにくい流れ。

テンションが高くなりやすく輸送も向かないタイプのため、パドックでの雰囲気や馬体重には注意が必要。それでも能力は高いし常に速い上がりが使えるためA評価。

ちなみに2走前のクイーンSでは後方からワープしてくるので是非見てみてくださいめっちゃ好きなレースです。👇️👇️

あとここでデータを1つ、

上村調教師×京都芝2200m×1~5番人気 ▶︎▶︎▶︎【2-3-2-2】複勝率77.8% 複勝回収率155%

サフィラ（評価：C）

前走はG2で大敗。末脚が問われるレースだったこともあるが負けすぎな印象。

G2勝利の経験もあるが展開に恵まれたことは否定できない。

関西圏での良績が目立つためワンチャンスはあるが血統的にも強調できないためC評価。

シンリョクカ（評価：C）

前走はG3で4着。ただこの時の1着馬は天皇賞秋で差のない4着、2着馬は菊花賞制覇、3着馬はG2勝利とかなりハイレベルなメンバーだった。

直近は掲示板付近が多く安定したレースを続けている。昨年のこのレースも4着で血統的にも通用しそうだが、あとワンパンチが足りない印象で強調材料がないためC評価。

ステレンボッシュ（評価：B）

前走はG2で大敗。原因があまり分からないが少し負けすぎな印象。輸送と力の要る洋芝が合わなかったのが原因なら今回で巻き返す可能性あり。

2走前は不利な1枠、3走前は馬場展開に恵まれずで仕方のない敗戦が続いていた。距離延長ローテになるのは血統的にプラスだがルメール騎手が人気を集めてしまいそうで今回はB評価まで。

セキトバイースト（評価：C+）

前走はG2で10着。末脚勝負のレースが合わなかったとはいえ負けすぎな印象。

ただ関西圏ではある程度いいレースが出来ているためC+評価。

パラディレーヌ（評価：S）

前走はG1 秋華賞で上がり最速を使っての3着。

このときの全頭評価ではS評価を付けており2走前や3走前の見解を記事に書いているので、読んでいただけたら幸いです。

今回距離延長ローテになるのは血統的にプラスで、速い上がりも常に使えるため欠点があまり見当たらない。よってS評価。

フェアエールング（評価：C+）

前走はG2で4着。内有利で速い上がりが求められるレースだったためこの馬には恵まれなかった。

2走前や3走前は馬場や展開に恵まれての好走で過剰評価は禁物。

血統的には今回のコースは合うため、しっかり差しに構えられるならワンチャンスありそうでC+評価。

ボンドガール（評価：C）

前走はG2で9着。この馬にしては少し物足りない内容だった。

折り合いが少し不安で距離延長ローテはマイナスに働きそう。血統的にもマイナスで今回はC評価。

ライラック（評価：B）

前走はG2で0.1秒差の4着。脚質が向いた上での善戦。

2走前は内有利のレースで外を回っての4着で着差以上に評価できる。

速い上がりを使えるため今回のコースは合うし、毎年いいレースが出来ているということもあってB評価。

血統的に内枠や道悪の条件になれば評価上げたい。

ラヴァンダ（評価：B）

前走はG2 アイルランドTを勝利。距離短縮の方が向くと思っていた中での1着でかなり驚いた。

2走前は距離短縮ローテが恵まれての勝利。

安定的に速い上がりが使えるが2200mの適性があるとは言いにくいため今回はB評価まで。

ランスオブクイーン（評価：C）

前走はオープンクラスで7着。距離が長かったか。今回はメンバーレベル上がるためC評価。

リンクスティップ（評価：A）

前走はG2で8着。本質的に向かない距離短縮ローテ＆血統的にマイナスな最内枠が重なっての敗戦で悲観する必要ない。

京都コースでの良績目立つし、桜花賞ではエンブロイダリー、アルマヴェローチェに次ぐ3着で能力は確か。

オッズ妙味がとれる流れでA評価。外枠を引けたらさらに評価上げたい。

レガレイラ（評価：S）

前走はG2 オールカマーを勝利。コース的にも血統的にも馬場的にも向いていて、走るべくして走ったレース。

2走前はG1 宝塚記念で大敗。天皇賞秋の記事のメイショウタバルの所でも触れたように、普段と異なる適性が問われたため度外視していい。

ほぼ全てのレースで上がり最速使えていてロングスパートになる今回のコースにも合いそう。スムーズに走れれば能力を発揮できそうなためS評価。

ただ馬場が少し荒れていそうな内は通りたくないため中枠〜外枠が理想。

まとめ：これでエリザベス女王杯はバッチリ！

【G1 エリザベス女王杯】2025年11月16日（日）／京都芝2200m／3歳以上牝馬

「京都芝2200mはロングスパート戦になりやすいため持続力やスタミナが問われる。」

「当日の天気予報は晴れで良馬場になりそうだが先週は雨の中での開催だった。」

「展開は基本的にミドルペース予想だがハイペースになる可能性もある」

【高評価馬】

競馬を始めたばかりの人が、今回の内容をすべて完璧に理解してレースにいこうとすると非常に大変です。頭の中がぐちゃぐちゃになってしまうかもしれません。

そのため、最初は理解できた部分だけ取り入れて、少しずつ慣れていきましょう。

そうすれば自然と知識が広がっていってどんどん競馬が楽しくなっていきます。

決して、自分でなにも考えずにYouTuberやAIに言われたままの馬券を買うのはやめましょう。

そんなことをしていたら、いつまでたっても予想力が向上しません！

一緒に頑張っていきましょう🔥

以上、おのはでした！

予想：11/16 11:40時点

枠順・直前の馬場傾向・オッズなどを踏まえて、最終予想をしておきます。

※11/16 11:40時点での予想です。

最終予想

本命◎　1,パラディレーヌ

対抗◯　16,リンクスティップ

3番手▲　7,レガレイラ

相手△　13,15　✓ 8

理由

まず、馬場傾向ですが土曜日に雨はなく良馬場でした。ただ最後の直線では全頭バラけて走っているため内は荒れていると想像できます。血統的にもルーラーシップ産駒やリオンディーズ産駒、キタサンブラック産駒などの高速馬場でないときに活躍しやすい血統が成績を残すようになってきました。

次に、出走馬や枠並びを見たうえでの展開予想です。

今回、逃げそうなエリカエクスプレスは3枠6番。他の先行馬は中目の枠並びになりました。岩田康誠ジョッキーはホウオウビスケッツの時のように無理には逃げにいかなさそうなので、ペースはスローペースと予想します。

これらを踏まえての私の本命は1,パラディレーヌです。

全頭評価でもS評価だった馬なのでそちらを見ていただけると幸いです。ここで言うことは特にありません。世の中が3歳牝馬のレベルの低さや馬場的に見て外が有利だということをかなり言っていることもあり最内枠の3歳であるこの馬が6番人気まで落ちています。確かに言っていることは正しいのですがこのオッズまでくると美味しくなっている印象を受けるため本命でいこうと思います。ただし賭け金は少額でいきます。

対抗は16,リンクスティップです。こちらは全頭評価でA評価。欲しかった外枠を引けたので評価を上げました。京都開催でのこのレースは外国人ジョッキーの成績がよくありません。この馬の鞍上はCデムーロさんということで当てはまってしまいます……ですが来日してからほとんど京都コースで騎乗している印象で、もう特徴などは掴んでいると思うため全然気にしないしむしろプラスだと捉えて対抗でいきます。

買い目：11/16 11:40時点

単勝：1

ワイド：1-16

3連複：1-16-7,13,15　1-7-8,13,15

※この予想は個人的な見解に基づくものです。
馬券の購入はあくまで自己責任でお願いいたします。